311の事故があり原発の危険性が世界に大きく示された。
にもかかわらず、第4原発の完成さえるべく、さらに追加予算が国会承認されようとしている。
この危険な原発を、どうしても止めたい台湾の人たちは、国会前と中で抗議を行った。
悲しい出来事だった。
この一連の抗議では、数日前からの抗議講演などが繰り広げられた。
前日からは国会前での座り込み、ダイ・インを行った。
そして当日、門の前で訴える人たち。
その思いはオーバーヒートして、門に乗り上がって声を上げて訴える。
国会内の議員に直接伝えるべく、議事堂の面会室に9人のメンバーが入った。
しかし対応は冷たく、議会の映像中継され映されない。
思い余って9人のメンバーは議事堂への直訴を決行した。
議事堂まで数10m、面会室から出たメンバーは次々と警備員に取り押さえられる。一人でもたどり着いて議会に伝えたい。
議事堂の扉の手前まで来たが、とうとう最後の一人までも警備員に取り押さえられてしまった。
そして担ぎ上げられ、議事堂の外に放り出されてしまった。
その映像の一部がここにある。
議決の直後は多くの映像があったが、今見れるのは数種類。その映像をここに紹介する。
(知っている多くの人、友人が担ぎ上げられ声を上げながら訴える様子に私は涙が止まりませんでした)
6月13日、予算は国会通過をしました。
ところでこの追加予算の金額はどれぐらい予算なんどだろうか。
台湾で140億元(約420億円) である。
既に8000億円も費やしている上に更に420億円である。 日本の原発の倍の価格である上に更なる追加予算。 どういうことだろうか。
このぼろぼろの状態では、400億円を追加しても完成はしないだろう。
引き返す方法がないのでしょうか。
中天新聞TVの映像 (youtube)
議事堂前で警備員に取り押さえられ、担ぎ出される映像 (中天新聞 youtube)
徹夜での抗議の様子 (中天新聞 youtube)
「140億 核四予算、環境団体 徹夜の抗議」
この他にも、追加予算の国会審議を止めて欲しいと願う多くの行動があった。
それらの映像です。
市民側の国会前抗議の映像。
地元の貢寮(コンリャオ)でも住民が反対している。
(以前の住民投票では、9割以上が反対している地元に建設するという。民意はどうすれば伝わるのか?)
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