お知らせ

1960年代から計画され、50年以上の長きにわたり、台湾や各国の反原発市民との攻防を経て、2015年7月1日、終に事実上の建設中止となりました。

■Taiwan freezes construction of 4th nuclear power plant(KYODO NEWS)
https://english.kyodonews.jp/news/2015/07/361374.html

■台湾、第4原発の建設凍結 劣化防止措置が完了(琉球新報)

私たち「55基目の原発を止める会」は台湾と日本の市民が協力して第四原発の建設を止めることを目的に、2010年から地質調査などの活動をしてきました。

地質調査にご協力いただいた皆様、カンパにご協力いただいた皆さまに心より感謝いたします。

この2015年7月1日の事実上の建設中止を受けて「55基目を止める会」の活動を終了いたしますが、このブログは閉鎖せずに公開しておきますので、情報としてご活用いただければ幸いです。

2015年8月28日 
55基目の原発を止める会(台湾脱原発みどりの橋)メンバー一同


2011/11/06

第4原発の直下で地震 10/24/2011

第4原発の真下で地震があった。マグニチュードは4.4

深さが87kmであったので地表での震度は1程度だった。
この程度の微震では、確かに問題は無いが、テレビ報道された。
メディアも関心を持っている様子が伺える。

原発直下で地震があった事を報道する映像


しかし腹が立つ。
当局は、1977年から近年まで、この地方では地震が少ないと言っている。そして安全だと。

私達の調査では、この近辺は大きな断層があり、更に活動が継続している新断層も発見した。
原発の炉心付近にも枝断層がある可能性がある。

神戸の震災を思い出して欲しい。この地方はしばらく地震がありませんでした。しかし忘れた頃に震度7、高速道路さえ破壊する巨大振動が発生しました。

神戸は和歌山沖の海溝からは離れていて、普段は地震がありませんが、地面の動きは関連しており、地震が起こらないわけでは無いのです。

第4原発の貢寮(コンリャオ)も、海溝からは離れているが、地震のおこらない土地では無いのです。 その証拠を掴むべく私達は地質調査をしていますが、まだ決定的証拠までは至っていません。(周辺情報は半分ぐらいそろってきました)

設計的にも地質的にも危険なこの原発を正視して欲しい。

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